海外のやり取りと銀行送金の闇

ブログ, 未分類

こんにちわ ヤマシタです

皆様如何お過ごしですが。私はぼちぼち日々頑張っております

皆様のお陰で売り上げも順調に仕入れ先も増えていき 目指すは売上10億円を最初の目標としております

さて、本日は海外からの銀行送金の闇と現実 今後の送金プラットフォームについてお話致します

YAMAHITAは基本的には仕入れ金は現金即日でお客様にお支払いしております その後海外に商品を届けるまで約2週間(国による)程かかり、その後海外のクライアントが手続きを行うのに約1週間。ここまででも最低三週間、日本の銀行に着金しあらゆる期間を経て弊社の口座に着金するのに1か月程かかります。ストレートで入金されても1か月程かかるのに、ここで日本の銀行にもたつかれると

え?まじでってなります

根本的な課題は「国境を越えた送金」

金融にはさまざまな課題がありますが、特に今、注目しているのは「国境を越えた送金」の非効率性です。では、これまでの送金方法にどのような問題があったのでしょうか。

 まずは国境を越えた送金で採られる「コルレス契約」という送金方法を説明しましょう。たとえば私が米国のX銀行に銀行口座を持っており、Aさんは日本のY銀行に口座を持っているとして、私がAさんにお金を送りたいと考えたケースで見てみましょう。

 私がAさんへの送金の手続きをすると、米国のX銀行は、私の口座から送金額分を引き落とし、そのお金を米国のX銀行の中のY銀行の口座に振り込みます。それが終わると、日本にあるY銀行の方で、日本にあるY銀行の中のX銀行の口座から同額のお金を引き落とし、日本にいるAさんの口座に振り込みます。

 これは非常にシンプル化した説明であり、事実そのままではないのですが、コルレス契約とはこういった仕組みで国際送金を実現しています。

 これだけ聞くと、どこにどう問題があるのかわからない人もいるでしょう。ここから、もう少し詳しく仕組みを見ていきましょう。

国際送金の課題:スピード

 コルレス契約では、「誰が」「誰に宛てて」「いくら」を「送るのか」という情報が不可欠です。こうした支払いに必要な情報をここでは「メッセージ」と呼びましょう。

 メッセージは「SWIFT(スウィフト)」と呼ばれるシステムの上でやりとりされます。スウィフトは約50年程使われている非常に古いシステムです。

 国際的な送金が行われるとき、「誰が」「誰に宛てて」「いくら」を「送るのか」というメッセージが送られます。その後承認を経て、米国のX銀行も日本のY銀行もそれぞれ必要な処理を行い、処理内容が銀行の元帳へ記載され、一連の処理の後にはスウィフトでメッセージが送られます。そして間違いがないように最終確認が行われます。このやりとりが完結するまで3日から4日かかります。

 もちろん、こうした処理は1日1回だけ起きるのではなく、毎分毎秒、各国間で膨大な数の送金が行われています。そのため、この一連の処理が大きな負担になっているのです。

国際送金の課題:送金途中の手数料

 さて、ここまでは割とシンプルな話でした。問題は、国境を越えた2つの銀行が協力関係を持っていないときです。

 では今回私の銀行は米国のZ銀行ということにしましょう。私が米国のZ銀行から日本のY銀行にあるAさんの口座にお金を送るとしましょう。米国のZ銀行は日本のY銀行にスウィフトでメッセージを送ります。そうすると日本のY銀行は米国のZ銀行に対し「我々のコルレス契約は米国のX銀行なので、そちらを経由して送金してください」と伝えます。

 この場合、2つの銀行の間に別の銀行が入るため、プロセスがより複雑になります。そしてさらに複雑になることもあり得ます。銀行同士の協力関係によっては、2つの銀行の間に3つも4つも送金を媒介する銀行が入る可能性があるからです。このように中間ポイントを複数持つ送金は、実はよくあることなのです。

 こうした中間ポイントで何が起きるのか? それは手数料を取るということです。ここで問題になるのが、スウィフトは途中でどれだけの手数料が取られるのかをメッセージに含まないということです。

 そのため、たとえば最終的に100万ドルを相手に送り届けたいとしても、相手に100万ドルを届けるためにいくら手数料上乗せすればいいのかわからないのです。

 また、お金が移動する間、お金が今どこにあって、どのようなステータスにあるのかがわかりません。さらに、それぞれのポイントで時間がかかるので、処理日数はさらに増加します。そして数日経って、やっと送金相手にお金が届きます。

 前述の例では2人の個人間の送金という形でお話をしましたが、これが企業間の取引となると、ステークホルダーも多く、やりとりがさらに複雑化します。

 これがこれまでの国際送金の在り方です。効率が非常に悪いですよね。

国際送金の課題:コミュニケーション不在の非効率な送金プロセス

 約50年間、銀行が増えたり減ったりする中、スウィフトは成長しました。中には長い間、多くの銀行と関係を保ってきた銀行もあります。こういった銀行は大きな銀行です。小さな銀行は関係を持つ銀行の数も比較的に少ないため、送金ルートの間に大きな銀行を入れなければ送金ができません。そして送金ができても、決済のためのルートが長くなってしまいます。

 繰り返しになりますが、スウィフトでは、決済の経路を順番に辿らなければなりません。そして決済の経路を順番に辿るためには、コルレス契約が必要だったのです

ここまでの期間で少しでも書類の記入漏れや記載ミスなどがあれば差し戻しなどがあります。

我々中小企業には入金が遅れると死活問題と言えるでしょう。もっと日本の銀行や政府はそのあたりを考えて欲しいと愚痴りたくもなります。

もっと詳しく

海外送金が届かない!」考えられる理由と対処法

1.週末・祝日を挟んでいる

海外送金の手続きは銀行の営業日のみに行われます。そのため、週末や祝日などを挟む場合、着金までに時間がかかることがあります。

もちろん、これは日本の祝日だけではなく、海外の祝日にも当てはまります。さらに、海外送金では送金元と受取先の銀行の間に、中継銀行(コルレス銀行)が入ることが一般的です。この中継銀行が送金・受取銀行とまた別の国の銀行である場合、その国の祝日も考慮しなければいけません。

「送金が届かない!」と思ったら、まずは1週間ほど待ってみましょう。それでも着金しない場合は、他の問題があると考えられます。

2.必要情報(口座番号、SWIFTコードなど)に間違いがある

海外送金では、送金人が銀行に受取人の情報を伝え、銀行がその情報をもとに送金処理を実行します。ここで受取人の情報が間違っていると、送金が届かなかったり、最悪の場合他の人の口座に入金されてしまうことも。

送金人は今一度以下の情報が正しいか確認してみましょう。特に間違いが多いのはSWIFTコード、そして受取人名(口座名義)です³。

【海外送金時に必要となる情報】

  • 受取銀行のSWIFTコード(SWIFTコードチェッカーで確認する)
  • 受取銀行名/支店名
  • 銀行住所
  • 受取人口座番号(ヨーロッパの場合はIBANコード
  • 受取人名(口座名義と完全に一致している必要がある)
  • 受取人住所・電話番号

これらの情報が正しいかどうかを確認するには、送金人が送金を行った銀行に問い合わせましょう。そこで間違いが判明した場合、送金人は送金をキャンセル(組み戻し)し、再度正しい情報で送金し直す必要があります。送金のキャンセルには追加の手数料がかかることに注意が必要です。

情報に誤りがなく、既に送金が実行されている場合は、今度は受取人が受取銀行に問い合わせることになります。

3.受取銀行で送金が止まっている

ごく稀に、送金が受取銀行まで届いたものの、受取人の口座に入金されていないという事態も考えられます。例えば、送金の種類・銀行によっては送金依頼書の備考欄(Further Creedit to)に受取人の口座番号と口座名義を記入しなければいけないことがあります。そこが未記入・間違っている場合、受取銀行まで資金が届いても、受取人の口座に入金されないという問題が生じるのです。

その場合、送金依頼書の控えを受取側の銀行にメールするなどして送金の事実を伝え、送金先の口座に入金するよう指示します。

4.その他の問題がある

海外送金が届かない場合、以上の3つのうちのいずれかが原因であることがほとんどです。しかしこれでも解決しない場合は、その他の問題があると思われます。

例えば、送金側の銀行でミスがあった(通貨の両替ミス、送金指示のミスなど)、受け取り側の国の規制で送金が止められてしまった(アメリカのOFAC規制など)、相手の口座が指定した通貨を受け取ることができない(米ドル建てて送金したが相手の口座は香港ドルのみの場合など)など、様々な原因が考えられます。

これらの問題を解決するには、送金元の銀行と受取先の銀行の両方に問いあわせ、何が原因なのかをしっかり突き止める必要があります。原因が分かれば、銀行側が対処してくれるか、送金人が組み戻し手数料を払って送金をキャンセルすることができるでしょう。

しかし、これらの問題解決にはかなりの時間と労力を要します。そのため、送金前にしっかりと確認をして、問題が発生しないように努めましょう。


海外送金に時間がかかる理由

銀行の海外送金は、SWIFTと呼ばれるネットワークを介して実行されます。これは、直接的なつながりのない海外の銀行同士が、中継銀行を中継して、リレーのように送金する仕組みです。

最近ではこれらの問題を解消するためにWISEやブロックチェーンを利用する方も増えてきています

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧